2015年はどんな年でしたか?という質問に答える方法

年末年始です。
年末年始になると必ずといっていいほど聞かれるのが
「2015年はどんな年でしたか?」と
「2016年はどんな年にしたいですか?」の2問で、
それに対する答えを準備しておかないと会話がスムーズにいかない。面倒である。

今年最初に読んだ本(というか論文)が、大学サークル時代の先輩から勧められた
ビッグデータvs.行動観察データ:どちらが顧客インサイトを得られるのか』という本で、
簡単にいうとクレジットカードやポイントカード、ネット行動、センサーなどによって集められる「ビッグデータ」と、
いわゆる行動観察調査、アンケート調査、グループインタビュー、などの「行動観察データ」は、
どこがどう違っていてどういう風に使い分けるべきか、ということが書かれた本だった。

「2015年はどんな年でしたか?」と聞かれたときに、ビッグデータで振り返るとどうだろう。
今年は何キロ走りました、何冊の本を読みました、Twitterでこのような言葉を何回つぶやきました・・・など。
ライフログをまめに収集している人であれば、こうやって答えることもできる。
で、他の人のそういうデータを読むのも面白いと言えば面白いが、どうにも味気ない。
結局それであなたは楽しかったのか、どういう発見があったのか、それらをどう捉えたのか、といったところが抜け落ちている。

ということで行動観察データが必要になるわけですが、
アンケートにしろインタビューにしろ、直接「あなたはどういう商品が欲しいですか?」と聞いても
あまり有益な答えが得られないというのは、マーケティングやリサーチに関わっている人であればよく知っているところなので、
そもそも「2015年はどんな年でしたか?」「2016年はどんな年にしたいですか?」と聞くのはあまりよろしくない。
けどそれを言うのもまたそれはそれで無粋なので、結局は自分で前もって準備が必要である。

では準備に何をしたらよいかというと、まさにビッグデータ&行動観察データの考え方が使えて、
何をしたかという行動履歴と、どういう文脈で、どういう目的/理由で、という行動観察を
掛け合わせて考えればよりもっと面白い発見ができるんじゃないか。

でも「面白い発見」ってなんだ?
この本の最後に書かれていたのが「データや手法ありきでは有効活用できない」ということだった。
まず目的とイシューを明確にせよと。

で、なぜ我々は1年を振り返ったり今年をどうしようと思ったりするのか、と考えると、
それはやっぱり「去年と同じ1年だとつまらない」からである。
何もしなくても去年とは違う1年になるのだけれど、去年失敗したことを今年も失敗するのは癪なことだし、
去年あげた成果よりもよりよい成果をあげた方が面白い。
そのために去年の1年という直近のデータを使うわけです。
必ずしも1年という単位である必要はなく、半年でもあるいは3年でもよいのですが。

ただ「他の人に話す」ということを主目的とするのであれば、単純に物語的に面白いことを振り返ってみる、
あるいは自分の1年をストーリーとしてとらえる、というのも良いかなと思います。
他人からすると「自分の昨年はここが反省点だ、だから今年はこうしようと思う」と聞いてもあまり面白くないかもしれないので・・・
この記事で紹介されている「4人1組で1人が60分ずつ自分の1年を振り返る」という方法も面白そうですね。
1年を振り返るためのフォーマットも用意されているので使いやすい。

てなことで去年を振り返ってみようと思います。
良いお年を。

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